ドラクエ11、金がない、宇宙人ポール

ドラクエ11。相変わらずマルティナをチラ見しながら30時間。
もうシリーズが始まって数十年の作品なのに、「勇者つったら勇者なの!」「助けるつったら助けんの!」で『そういうものだから』でキャラクターの動機付けが始まると、一周回って物凄く新鮮。そういうプレイヤーの想像の補完に任せる所を残しながら、映像や演出はメチャメチャ2017年の最先端だったりするから、古い物と新しい物が入り混じって今までにないゲームになってる感じがある。
どうしてもマシンのスペック的に弱い3DS版ではどうなのかはちょっと分からないけど、少なくともPS4版はメチャメチャ面白くやれてる。特に「新」の部分が強くなってくる仲間が全員集まってからの展開。

 

2ヶ月分の奨学金の返済や自動車税の支払い等でお金に困ってゲームを全部売ると、風呂に入っている時、寝る前、自分が何を考えればいいかに困る。意識的になって初めて、昨日やったFIFA17の試合展開を想像して暇つぶしをしていた事に今頃気づいたりしている。俺の中では脳内のFIFA17はリーグ戦で3連敗を喫したマンチェスターシティの監督の私だが、vsノーリッジ戦のリーグカップ準決勝、2試合合計スコア1ー3から後半35分からの大逆転で決勝進出を果たした事でチームの調子が上向き、首位チェルシーから勝ち点10差だがなんとかリーグ2位を保っている事でマスコミからの批判は若干落ち着きつつある…でもう半月経っている。オーソドックスの4ー2ー3ー1からジェズスを左ウィング、トップにデ・ブライネを置いたゼロトップ気味4ー3ー3にした事でジェズスが前を向いてボールを持つ展開が増えた事が大きいのかもしれない。*1

 

職場で「宇宙人ポール」「アバウト・ア・ボーイ」を借りる。
グレッグ・モットーラの映画に外れが無い。サイモン・ペグとニック・フロストの座組みでエドガー・ライトがいたはずの席に…っていう感じだけど、2組の色がほど良くミックスされてブラックコメディの部分も生きつつ、グレッグ・モットーラの得意分野「うだつの上がらないオタクコンビの青春映画」成分もよく滲み出てた。

 例の如く、今回もスピルバーグ映画のパロディが多い映画だけど、1個1個が作品のギアを1つ上げてくれる役割を果たしているので「SUPER8」とは違ってずっと自然に、かつ、古き良きSF映画の精神を受け継いだ、現代的な新しいSF映画として楽しめる所が立派というか、エンタメしてる。元ネタ分からなくても全然楽しいし。っていうか俺も「未知との遭遇」と「激突!」と「イージー・ライダー」くらいしか分からなかったけど最後泣き笑いですよ。ポールお前最高だよ。「アバウト・ア・ボーイ」は今見てる、というか中盤で止めてコレ書いてる。

 

*1:スイマセン映画の話以上に俺のサッカーチームの状態を報告する場はこの世にないのでヒートアップしてしまいました。