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冷蔵庫がどうかしたのか

僕の部屋の冷蔵庫はいつもほとんど空だ。別に食べ物を買うことが出来るお金が無い訳でも、コンビニに行って「皆俺のことを実は笑ってるんじゃないのか・・・?」と疑心暗鬼になって何も買えないでいる訳でも無い。ましてや暑くて自分が入りたいが為にスペースを作ってある訳でもない。

当方、残念ながら一人暮らしの為、一人で食べきることの出来る分しか置いていないからだ。つまり、毎日夕飯を食べ終わるときにはほとんど空。寂しい気持ちになる。しかし、食事の前にドアを開けると、お惣菜、お惣菜、ガリガリ君梨味、お惣菜。冷蔵庫の中身が空でもそうでなくても、ちょっと寂しい気持ちになるのには、何か理由があるはずだ。どなたか聡明なお方にご解明をお願いしたい。

実家暮らしの時は本当に恵まれていたのだな、と今になって実感する。あのような夜の6,7時になると「ご飯よ」という号令のもとキッチンと呼ばれる部屋のテーブルに座らされると、自動的に食べものが我々に配給されるという素晴らしいシステム。それが「実家」というものには完備されていたのだ。そんな完成されつくした物も失った時に初めてその大切さを実感する。ああ、私は恵まれた子供だったのだなあ、と思わずにはいられない。

ただ、そんな実家暮らしには無かったもの、一人暮らしで得たものもある。それは「腐りかけでも大丈夫」という心の強さ。2日賞味期限過ぎたトンカツ、OK(というか今食ってる)。4日賞味期限過ぎたタマゴ、OK。若干液体化しつつある野菜達、プライスレス。「あ、コレまだ食えるわ」の範囲が凄く広がったのは気のせいではないはずだ。

実家暮らしのときは賞味期限を1日過ぎたお刺身が食卓に出された日には、「もう結構でございます」の態度をとってきた僕。あれから3年半経った今、とにかくお腹を膨らませなければ、という気持ちが強くなった。なるほどこれが大人になるということか、大人の階段のーぼるー、とこういう時に歌われるべきなのかとは、実際思ってはいない。しかもどんどん痩せていってるし。



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