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「カレー=普遍的な幸せ」みたいな方程式を結構信じているからだと思う

味が濃い物、もしくは「ネギかチーズが乗っかってる食い物」というだけで、ほぼ何でも「美味い!」と感じるから私の舌は死んでいる。


ただ、そんな五感の内の二つが死んだ状態で(もう一つは視力。最近測ったら視力0,03とかだから、眼鏡が無いとほぼ生きられない)それでも『不味いカレー』を食うと、1週間くらい気分が落ち込むのは何故だろう。


お金を払って不味い飯を食べれば大体はガックリする物だけど、中でも「不味いカレー」のインパクトは、おおよそ同じ値段で食べれるパスタとかチャーハンとかよりも、もう1段階強く感じる。


誰が作っても美味しく作れるはずのカレーを不味く作ってしまうお店側のだらし無さにガッカリする、というのも勿論ある。あるんだけれど、多分一番大きいのは、「カレー=普遍的な幸せ」みたいな方程式を、私が結構信じているからだと思う。


「幸せの絶対値」みたいな物を考えてみる。


それは貯金の多さとか、学歴とか、恋人の存在とか、小学生の頃に遊戯王カードを1枚も盗まれなかった、などが要素として挙げられると思う。
ただ、「幸せの基準」としてそれらを挙げるのは、何か違う気がする。


だから、私がここで基準として挙げたい要素は、母親が適当にザク切りして作った様な「ジャガイモ多めのシャッビシャビしたカレー」だ。


給食で出てきた様な、値段を付けて販売するならギリギリ200円ならOK程度な、そんな手の抜かれたカレーをいつでも食える様な環境。コレがどんな時にも自分の生活の中にあるという事は、何気に幸福なことなんじゃないかと思う。


子どもの頃、友達にからかわれて泣きながら帰った夕飯の食卓にもカレーさえ出てくれば、きっと笑顔になれた。


中学校で行われた林間学校で、同じクラスの気になる娘と一緒の班で作った薄いカレーは、いつもの5京倍美味しく感じた。


高校受験前夜、緊張で自分がこれまで積み上げてきた大事な物がふとした拍子に切れてしまいそうな夜に、母が振舞ってくれたカツカレーは、緊張の緩和と胃もたれをもたらしてくれた。


下痢で学校を休んだ翌日の給食に出てきたカレーを食おうとしたら、私の遊戯王カードを盗みまくった大滝くんがメチャメチャでかい声で「うんこマンがカレーを食うぞ!」と叫んだ時だって、叫んだ時だって、コレはウソだ。一回置いといて、大滝は殺す。



カレーは私たちの日常の傍らにいつまでもあり続ける物だし、カレーがない人生はやっぱりちょっと嫌だ。あと、作るのが簡単だし、安いし。


バーモントカレーでも、星の王子さまカレーでも、ハウスホテルカレーでも、まあ妥協して、何でもいい。
地位でも金でも名誉でも資格でも職歴でもなく、「いつでもそこそこの美味さのカレーが食える」という環境こそが、人間の『幸せの基準』であるべきだと思う。


それが給食に出てくる様な真っ黄色で甘口のシャッビシャビしたカレーをダラダラとテーブルに肘を付けて食う環境だったら、尚良し、という事だ。
ホテルで食う1500円のカレーとは、ちょっと幸せのカテゴライズが違ってくると思う。いや、1500円のカレー美味いけども。




いっそ分かりやすく、カレーを「幸せの象徴」にしてみたらどうだろう?
四つ葉のクローバーや青い鳥みたいに、「沢山の黒カレー、煮込みハンバーグカレー、オムハヤシライスの中に、ひっそりと紛れ込んでいるはずのシャッビシャビカレーを探す」みたいなエピソードを、2クールアニメで女キャラ同士が友情を確かめる繋ぎ回とかに挿入すればいい。絵面が全く浮かばないけど。


それか年老いた母親が作ってくれたカレーを食うアニメとか作って、視聴者にカレーが家庭にある環境というのを再確認してもらう、とか。
いや「年老いた母親が作ってくれたカレーを食うアニメ」は最早アニメとして成立できないんじゃないか?
スーパーで材料を買うのがアバン、Aパートで肉と野菜を切り炒め、Bパートでルー投入、相棒の再放送を見ながらコトコトやって、私が猟銃と熊の首を抱えながら「ただいまー!」と帰ってきてエンディング。うーん、totoBIG当たったら自費で作る。



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