メランコリー夏の排尿

出不精で面倒臭がりで飽きっぽいので、何かしらの習慣を身に付けた事が無い。Twitterも2年続いているが、あれも前頭葉を通さず人にどう思われるかという事も気にせず、それでいて全く誰も得をしないことなので、例えば「習慣」であったり「趣味」のカテゴリに入れるのは違う気がする。というか私に最後に残る自尊心みたいな物が大きな警報を鳴らしつつ「Twitterは趣味では無い!Twitterは趣味では無い!」と轟音を出しているので、そういうことなのだろう。Twitterは趣味では無い。



小さい頃から親しんでいたテレビゲームや漫画も、何故か今になってあまり集中が続かなくなってきてしまっている。例え休日で1日中暇な日でも、せいぜい続いて2時間くらいだ。小学生の頃など1人でマリオカート、1人でマリオパーティー、1人で桃太郎電鉄を5時間でも6時間でもやれていた気がする。ファイナルファンタジーのXを買った時なんて、淡い思い出の中では夕方にPS2のスイッチを入れ、調子乗りDQNの主人公と「胸の形の良さ」という自らのアピールポイントを重々承知しソレを強調するかの様なあざとい服装を着たあざといヒロインとのイチャイチャを死んだ目で見ていたと思うと、「もう日付が変わっていた」なんてザラにあった。(DQNと胸の形が良い女が出るゲームばかりやっていたという意味ではありません。私の性癖はそんなのではありません。)寝食を忘れかける程の情熱は、意外に子どもだけがもつ特権の様な物だったのかもしれない。少なくとも私の場合。



夏休みに宿題に出される「観察日記」とか「絵日記」とかも本当に続かなかった。というか、宿題自体を全くやらなかった。宿題には手を付けず、只々夜遅くに眠り、昼頃に起き、ゲームをし、ご飯を食べ、お風呂に入り、ゲームをし、夜遅くに眠る。それの繰り返しに、9月1日に向かってドンドン捲られて行く日めくりカレンダーを見るだけで、焦りでオシッコを漏らしそうになっていた。そんなんだから8月29日くらいに絵日記張を始めて捲って見ると「毎日のてんき」という欄があって愕然、お父さんに泣き付く、お父さんマジギレする、おしっこジョジョジョバババー、という流れを毎年の様に繰り返していた。もう小学6年生になってもこの流れでおしっこジョジョジョバババーしていたので、最早「毎年恒例」みたいな感じがして、逆に習慣的に感じていた。お父さんの「今年は宿題ちゃんとやれよ!絵日記書けよ!」も今考えると前フリだった様にも感じる。このブログに「暗証番号 プレイボーイチャンネル」で検索してやってくる小中学生の男児の皆さん、自慰も良いですが、若い内に1度くらいは教師、親の前フリからのおしっこジョジョジョバババーも経験しておいた方が良いのではないでしょうか。子どもらしいと言えば子どもらしいですからね、そんなのも。