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『1』と来て『2』が来て『3』で終わる

日常生活のあらゆる場面で、ふと「ここで嘘を言ったらどうなるんだろう」と一瞬でも意識してしまうと、心が遠く向こう側へと消えていってしまう事が多々ある。


美容室の担当の女性には「日本大学芸術学部卒業で就職できずに帰ってきました」と嘘をつき、ピクセルを「面白かったから皆見てくれ」と吹聴し、仕事の上司に「なんで人の話を聞かずに作業を進めるんだ、それでも大卒か!」と説教をされると「スイマセン」と答える。『1』と来て『2』が来て『3』で終わる、そんな周期的で義務的な強制的で事務的な受け渡しなど、0時に寝て6時に起きると何故か6時間しか眠れていない様な、土日の2連休が2日経てば終わってしまう様な、呆れるほどに律儀な「時の流れ」だけでもう私は充分だ。