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まどかマギカについて

「その手のファンなら知ってて当然 or 見て当然」な作品なり何なりを、全く知らずにそこそこな年齢になってしまった気がする。


『漫画』でいえば、幼少期に大人気だったはずの「ドラゴンボール」も「キン肉マン」も「ジョジョの奇妙な冒険」も、恥ずかしながら1ページも読んだ事が無い。


ジョジョは後に1部と2部だけはアニメで全話見たけど、ドラゴンボールは当時をいくら思い出そうとしても、アニメで見た記憶が私の中には無い。(アニメのキン肉マンは少し世代が違うみたいだ。さっき検索して知った)


物心付いた頃にはもう

『新番組、ドラゴンボールGT!なんとあのパンが本作では主人公!』
『遂にサイヤ人、第3形態に突入!』
人造人間18号、遂に性欲処理機械として改造…』

とか、テレビ欄の見出しをパッと見ただけでも(3つ目のは新聞に載ってたヤツじゃないです)すでに相当な話数が進んでいる状況なのが分かったから、子どもながらに「これから見始めて追いつくのはしんどい」と思ったのかもしれない。


ただ、懸命な判断だと思う。「今から資格勉強しても間に合わないな…しんどいな…」「微々たるお金を少ない給与から出して貯金するのも意味無いな…しんどいな…」と大人になってもその頃の考え方とあまり変わってないし。




『ロボットアニメファン』なら見て当然であろう「機動戦士ガンダム」シリーズも、登場人物たちがしまむらの服を着て並んでる画像を見た以外は、全シリーズ通じて5分くらいしか生涯で見た覚えが無い。


新世紀エヴァンゲリオン」は(ロボットアニメと呼称すると、例えば車を運転中、四方をパトカーに囲まれ一斉に車両急停止。気付いた時には車から引きずり降ろされ袋叩きに逢う事でお馴染みのロボットアニメ、エヴァンゲリオンだ)綾波の裸が載ってると噂で聞いて購入した2巻だか3巻のコミカライズ版以外は、新劇場版の2作品をテレビ放映で見ただけだ。


他にも「風の谷のナウシカ」や「ルパン三世カリオストロの城」も、ちゃんと見た事がない。
天空の城ラピュタ」もストーリーさえよく分からないが、主題歌の「両親は一切金は与えず『熱い思い』や『まなざし』など精神論を説くばかり、そして持ち運べるだけの少量のパンとナイフを持たされて家を追い出される歌」を小学校のかえりの会でクラスの皆と一緒に何ヶ月か歌わされたので、それだけは今でも歌える。


正直言って「何故子どもの頃にもっと当時の娯楽を楽しめなかったのか」とは、やっぱり思う。


大人になった今、一番盛り上がる話題といえば、当然『お互いが共有でき得る物』であるし、それが当時の遊びや流行りであれば尚更だ。
現に高校、大学の頃なんか、その辺の知識や経験があまり無かったから(知識は無いくせに顔も挙動もオタクっぽい、というのは本当にキツい)友達作りに結構苦労した。


バイト先でも、大学のサークルでも、ピンクのカーディガンを着こなすピディガ着グループに属せない事は分かってはいた。
「オタクっぽい顔と髪型にピンクの服なんて、みんな目がチカチカして仕方がないだろう」と、オタク寄りのグループに何とか属そうと奮闘したけど、その辺の共通の話題が少ないせいで、あまり上手くいかなかった。(それ以前に人間的な問題も大いにあったけど。)



まあ、当時の私が一番好きだったテレビ番組は「クイズ世界はshow by ショーバイ」だったんだけど、「番組最終回で『6人の中から5人がポルノ女優です!これから1人ずつ脱いでいきますので、最後まで脱がずに残った人は一般人です!その人を当てて下さい!』っていう滅茶苦茶なコーナーがあって、そのクイズの唯一の正解者がリサ・ステッグマイヤー&底抜けAIR-LINEチームだった!」
「分かる~」
「懐かしい~」
山城新伍が自信満々に『1番は脱がない!』って言ってVTRに入ったらすぐ1番の人脱いだよね~」で居酒屋で盛り上がってる大学生グループとか、絶対嫌だけど。




で、多分ここまでに挙げたアニメラインナップと比べても、遜色ないくらい人気を集めた「まどかマギカ」。


…やっぱり見た事が無い。
放映当時は深夜までバイトしていて、時間的に無理があったし、この前までBSで再放送していた分も録画していたけれど、HDDの容量が足りなくなって、結局1話も見ずに消してしまった。
まどかマギカを見た事が無いのに呼吸をしている」という事が露見しただけで、実家の家の壁に『売国奴』とスプレー缶で書かれるのがインターネットだけど、見た事が無い物は無いのだから仕方がない。


私が見なくても皆見てるし、Twitterで大体ストーリーを知っている中で全12話を見るのは辛いし、「まどかマギカって知ってる?」と話しかけてくる同年代の人間がいそうな場に、これから先遭遇する事もきっと無いし。


でも、今年から高校、大学進学を果たした様な人は、そうも行かなそうだ。「まどかマギカ」は、ちょっとチャラチャラしたサークルの飲み会でも、きっと「一般常識」のカテゴリに属する話題になり得るだろうから。




では、えー最後に、このブログを見ている大学、社会人1年目のみなさん。


私から何か助言めいたものをさせて頂けるならば、サークルの歓迎会でトイレに篭って将棋アプリを2時間やる羽目にならない様に、レンタルでもいいから、今の内に「まどかマギカ」を見ておく事をお勧めします。


何事も始めが肝心と言いますし、「15年前にポルノ女優あてクイズに見事正解した元底抜けAIR-LINEのボケの方だけど、今ピン芸人になってCSでくりぃむしちゅーの上田とメチャクチャ面白い番組やってるから、チャンネル料630円払って一緒に見よう!」とか居酒屋で言っても、多分貴方の周りには誰も寄ってきませんし、私もそんな18歳は嫌ですし。