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巨乳AV女優佐山愛と田舎道でタクシーに乗る所から始まる夢だ

夢を見た。


夢を見た、と言っても「小学生の頃に『将来の夢』というテーマでの作文で、高望みしないから普通のひとになって就職して仕事で年に500万円くらい貰える人になりたい」と書いたあの頃の私をブッ殺したい、でお馴染みの「夢」の方では無いので注意してほしい。今日するのは、人間が寝る時に見る「夢」の方についての話だ。(中学の頃に書いた同じテーマの作文には「公務員になれれば何でもいい」と、ややスケールダウンした夢を書いたのが今思い返せば大変悲しいが、そちらでもない。)


巨乳AV女優佐山愛と田舎道でタクシーに乗る所から始まる夢だ。
車に乗り込み、仲睦まじげに会話を交わす佐山愛と私。私が繰り出す小粋なジョークと小話で一頻り笑いが起こった後、ふと真顔になった佐山愛が、私の上半身に手を伸ばす。彼女が伸ばす手を目で追っていると、ここで自分が上半身裸だった事に気づく私。「アレ?」と疑問に思った直後、佐山愛は人差し指での軽微な動きで私の乳首に刺激を与えようとし……と、ここで不意に前のシートに叩きつけられる私と佐山愛


「なんだ!?」と顔を上げると、そこには50代半ばかと思われる厳格そうなタクシー運転手の顔があった。そして「ここで降りてくれ!」と私たちに向かって叫ぶ運転手。どうやら運転手が急ブレーキを踏んだ事で、私と佐山愛は車の勢いに負け、運転席の背もたれに叩きつけられてしまった様だった。


「何かあったんですか?」と聞く前に、運転手は怒りと侮蔑が一緒くたになった様な声で、私たちにまくしたてた。
「私はね、こんな事をする為にこの仕事をやっている訳ではないんだ。アンタ達には申し訳ないけど、もうここで降りてくれないか。金は返すから、別の車でも拾ってくれ!」
どうやら彼は、佐山愛が私にタクシー内でのひっそり痴女プレイを仕掛けようとした事に気付いていた様だった。「これでなんとかして」と運転手から手渡された千円札に呆然としながら、闇の中へと走り去っていくタクシーを無言で見つめ続ける上半身裸の私と佐山愛


街の灯りが豆粒程度の大きさに見えるほどに遠い。私たちを囲む様にして、虫たちの鳴き声と、鳥たちの羽ばたきがあちらこちらから聞こえる。もし世界にも心臓があって、その鼓動とリズムが地球を生かし、世界を世界たらしめているのなら、きっと夜という闇が奏でるこの音たちが、『世界の脈動』その物なのかもしれない。そんな事を考えながら、私は横にいる佐山愛が差し出した手を握り返す。彼女の肉付きの良い掌から暖かさを感じた時、私はふと、大事な事を思い出した。


「…今から大学に行かないと単位が出ない!!」




何だコレ。夢ってそういう物だからそれはそうなんだろうけど、改めて自分の夢をこうやって文字に起こしてみると、物事の繋がりと繋がりがメチャメチャだ。ただ、「何故そうなるのか」を無視して、この夢を構成している1つ1つをじっくり見ていくと、意外に「なるほど」と思える所があって、存外楽しい。


多分佐山愛が登場するのは、単純にその夜に佐山愛で自慰したからだ。
上半身裸は多分その自慰の直前に読んでいた伊集院光のエッセイの中の「ハワイにロケで行って、ラフなシャツと半ズボンの格好でリムジンに乗ったら運転手に『キンタマデテマスヨー!』と大声で言われて恥ずかしかった」というエピソードの中の「恥ずかしい」だけが抽出されて夢に出てきた結果なのかもしれない。
佐山愛と取り残された山道は、多分私が両親が離婚する高校3年生まで暮らしていた元実家周りの道路だった気がする。(「取り残される」も、その頃の環境の激変具合が与えた影響が関係してるのかもしれない)


最後の「大学に行かないと単位が出ない!」は、大学生だった当時、4年生になった時点で単位が56足りないという絶望的な状況で、「1つでも授業落とすと留年」という中で就活にバイトと、とんでもなく過酷な環境に身を置いていたのが、まだ心の何処かに引っかかっているのだろう。(何故この様な自体に陥ったのかは「大学内フリーペーパー発行サークル創設8時間後での部長ブチ切れプリンター大発火事件」内でまた今度)


毎度毎度、起きた直後には面白く感じた夢も、いつの間にか忘れて全く思い出せなくなってしまうのが常なのだが、今回ばかりはあまりに強烈だったせいか、珍しく全貌を覚えている事ができた。で、今、夢の解析を自分なりにしてみて思う。


「7割方がトラウマ起因ならもう覚えてなくていい」。