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スコアシートの付け方すら分からずアタフタする気持ち悪いオタクという絵面が完成してしまう

(ここまでのあらすじ)
いい年してカードゲーム、MTG(世界的にも有名な大人気カードゲーム、『マジック・ザ・ギャザリング』の略。決して『メンチカツ・手掴みで早揚げ・我慢大会』の略称では無いので気を付けて。合挽きミンチも油も人数分用意するの大変だし。)にハマってしまった私、エスキことガリガリフリーター糞メガネこと糞。しかしながら私はウサギなので一人でカードゲームをやり続けると寂しくなって生涯賃金のことを考え出し心労で死んでしまう。


そこで友人の18人の黒人奴隷を抱えながら農場経営を続けている富豪社会人たちを「一緒にカードゲームやろうぜ!金を余るほど持ってたってしょうがないぜ!奴隷にも娯楽は必要だぜ!皆でやればいいぜ!」と誘い出すことに成功し、私の周りではちょっとしたMTGブーム。バイト先でもMTGの大会が開かれているという事で、ここは参戦するっきゃないぜ!と、テンションが上がった所で店長が「オタクがうるさ過ぎてクソウザいから二度とカード大会を開きたくない」と言い出した!一体これからどうすれば…!?

一方その頃、アマゾンの奥地では100年に1度しか咲かないと言われている奇跡の花ラフレシアが開花の予兆を見せていた。しかし、前回の開花は数ヶ月前。つい最近である。代々ラフレシアを『神』と崇め守り続けてきたスンサラサスンスン一族にも緊張が走る中、ある日森から聞こえてきたのは、木々が倒されていく様な轟音だった。騒ぎを聞き付け、群衆を掻き分ける様に現れたのはスンサラサスンスン族の族長であるサラッサラスンサンサン。そこで彼が見たのは、全長25mはあろうかという巨大な巨大な男性器。そう、それは我らの神、ラフレシアがあったはずのその場所から、雄々しく猛々しく生えていたのだった…。






スンサラサスンスン族がこれから先、一体どうなるのか、今度は男性器を神として崇める事になるのかは今回は置いておいて、MTG。先週の日記から少し時間が経った訳だけど、少し前にバイト先でMTGの大会運営をお手伝いさせてもらった。


そもそもこの大会、店長にはオタクを殺すのをもう1週間待ってもらっての大会決行だった事もあって、お店側としては何なら1人も参加せずに終わってほしいらしかった。なんせ告知ほとんど無し、参加希望の方からの電話での問い合わせにも開催日翌日なのに「未定」で押し通し、「カードの為にそこまでやるか、って感じだよね」と店長半笑いという酷い有り様で、「コレは当日大変な事になるぞ」と覚悟を決めたくらいだった。


このままではグダグダのダルダルで大会進行、スコアシートの付け方すら分からずアタフタする気持ち悪いオタク(というか私)という絵面が完成してしまう。「大広間でアタフタするオタク」ほどこの世で愚かな見世物は無いだろう。そしてその後はきっと大会参加をもう何千回とこなしてる様なベテラン老参加者の方に鼻で笑われ、Twitterで進行のグダグダっぷりを実況され写真を晒されるのだ。それがRTされた先に私の高校の同級生かなんかに行き当たって住所がモロに拡散。更にこのブログもバレて、ココで何度も話題にしてる幼少期に死ぬほど遊戯王カードを盗まれた件で、その盗んだ張本人の中学校では元野球部エースでキャプテン、高校では生徒会長を務め上げ、そして国公立大学に進学した大滝くんにも人伝で伝わり、即名誉毀損で訴えられる。どうせいい会社に入って貯金と社会的地位にはもう大きな差が出てるんだから、良い弁護士を雇われ、一瞬で簡易裁判所で私に審判が下される。最後には『敗訴』と油性マジックで書かれた白ブリーフと赤の蝶ネクタイだけの姿となり、パンツ一丁で裁判所の周りを小走りさせられるのだ。



このままではいけない。詫びの文章も書かされる可能性だってある。このブログに「ごめんなさい大滝くん。そんな事実は一切ございませんし、全ては私の妄想であり、本当は私が誰も家に遊びに来てくれない淋しさを紛らわす為に友人役を一人何役もこなしていたのを『インターネット相手なら面白おかしく書いても許されるだろう』と調子に乗っていただけなのです。貴方が私を虐め過ぎ、私が親に報告したら担任を通じて大滝くんの親御さんにもその事が伝わり、大滝くんと大滝くんのお父さんが私の家に『申し訳ございませんでした!』と頭を下げてカルピスとかお菓子とかを持ってくる回が半年に1回周期でやってくるのも全て私の妄想です。あなた方親子は源氏パイをよく私の家に詫びを入れる際に持ってきていましたが、2週間も経てば大滝くんは何事も無かった様に家に遊びに来て、私の遊戯王カードで口の周りのカスを拭き取りながら件の源氏パイを食っていたのが、私はどうしても許せませんでした。だって自分で買ってきて私の家で食ってるだけじゃねえか!殺すぞ!…なーんてねー!ウッソでーす!さあ示談で。どうか示談で!」などという詫び文を書く事になる可能性は、何としても排除しなければならない。


万全の状態で大会を迎える事が必要だ。店側から一切のフォローが期待できないとなっては、私が何とかしなければならない。MTGことメンチカツ手掴み早揚げ大会公式サイトをチェックしてみると、どうやら今回行われるのは『プレリリース・トーナメント』と呼ばれる発売前のブースターパックを使った大会の様だ。他のゲーム店の店舗ブログを見ると、どうやら参加費は3000円前後、大会で使用するデッキを作成するのに30分から40分。更に今回は英雄カードや目標カードといったサブイベントもある様で、こっちはこっちでまた何か景品を考えないといけない。それに大会の定員数がどこのお店を見ても大体20人か40人とかで区切ってある。確かウチは定員数24人とか32人にしてたはずだけど、コレは恐らくプレリリースボックスを業者に注文する時は1セット20ボックス区切りで発注するからと考えるのが自然だ。だとしたら足りないorどうあっても在庫過多で赤字…?大体お店のデュエルスペースに入りきるのか?駐車場も場所が足りなくなるのでは?


…イヤ、待てちょっと待て。ちょっと待って!!分からない事が多すぎる。…それに、参加者が20人前後来る事を予想すると、コレを私1人で全て運営するのは少し心細い物がある。私はウサギだから寂しくなると母が病気に倒れて家に入るお金が無くなってしまう時の事を考えてしまいすぐ心労で死んでしまうので、出来れば何人かお手伝いで大会中は私の横にいてほしい。


…そうだ!こういう時こそMTGにハマらせた富豪社会人の友達だ!全てはこの時の為だったのだ。居酒屋で集まった時に私だけ酒を一滴も飲んでいないのに割り勘で周りと同じ額を請求されても黙って4000円払ったのだって、『ギブアンドテイク』のギブでありテイクだったのだ。帰宅後に「なんであそこで嫌だって言わなかったんだ!」と布団の上で頭を抱えたのだって、全て意味がある事だったのだ。


そして翌日。「4000円払ってもらったんだから、頼み事のちょっとくらい聞いてやらないとな」という人間らしい部分に期待しながら、またもや居酒屋で「バイト先のMTG大会に出てくれ!一緒に遊ぼうぜ!」とウイスキーを飲みながら牛スジ煮込みを食う友達に頼むんでみると…「もう25にもなって大会に出ちゃうのはちょっと…」と苦笑い。しかもその日も割り勘4000円。…皆さん友達はちゃんと選びましょう。(続きは次回か次の次かもう無いです)