今日はこどもの日、ですね!

何がだ!ふざけるな!死ね!!





……


………


失礼、初っ端からエキサイトしてしまいました。何でもありません。

えー………只々「働く」という義務をこなすように生きるだけの人生に、果たして意味があるのか、私は疑問です。



……


人は大人になったから働くのか、働く為に人は大人になるのか、その辺の…違いが…チガイガ…チ、チ、チ………フーッ、フーッ、フーッ…





アアアアーーーーッ!!



…やはり耐えられません。今日は5月5日、世間ではGWも最終局面、少しずつ少しずつ「平日」の影が遠くの方からノッシノッシとやってくるのが見え出してくる時期ではありますが、そんな事は接客業フリーターの私にとっては、クソ程どうでも良いのです。社会人なんぞ、精々SNSで30分だけ辛い人のモノマネでもやってチヤホヤされていれば良い。私が何より言いたい事。それは今日、5月5月の「こどもの日」についてです。



子どもというのはね、すぐ調子に乗るんですよ、アイツら。こどもの日などと「そうだよ、今日は君たちこどもの為の日なんだよ。こどもは国の宝だよ。」と、わざわざ暦が直々にメッセージを送る物だから、ここぞ!とばかりにつけ上がる。
未熟な精神と肉体を持っているのをいいことに、大人からの「まあまあ こどものやった事ですから」で彼らの罪は全て許される。大人がこどもより優れている事をアピールすれば、どこからか「大人気ないぞ!」との声が上がる。


どう考えても、どう考えてもコレは横暴だ!こども至上主義の様な社会で、本当に人々は幸せになれるのか!


しかし、だからといって、今の社会で「こどもはあまり好きでは無い」と公言してしまうと、世間から少なからずブーイングが起きてしまいます。

このブログは良いですよ。私の様なモスバーガーで「大きいコップに水を下さい」と言って店員さんに鼻で笑われる様な人間が何を言おうが、世間は気にしないでしょう。

このブログを喫茶店で読んでいる貴方に惚れていて、コッソリ貴方の跡を着いて来た読書好きボブカット赤フレーム眼鏡女子が、このブログを開いている貴方の携帯の画面を覗く事で「こんなのを読んでるって事は、あの人もこども、嫌いなのかな…私とのこどもも…って、バカバカ!……ハァ…」と、一つの恋が終わりに近付いてしまうかもしれない可能性を提示する事にも、最初は躊躇してしまいましたが、所詮私と貴方は他人です。貴方が一生童貞でも、私はモスバーガーで水をたくさん貰えれば、それだけで満足です。



しかし、メディアに登場する様な著名人たちが「こども嫌い」を公言したら、少なからずマイナスなイメージを持たれる事は避けられないでしょう。

ただ実際問題としてアイツらはクソウザいのだから、どんどんこども嫌いを公言する人間は出てきても良いのです。アイドルも「こどもは死ね」と歌いながら踊るべきです。作家も「こどもが嫌いになる、たった7つのメソッド」という新書を今すぐにでも書き上げるべきです。「本当の事」を言ってくれる存在を、世間はきっと待っているのです。



今やいつどこに行っても、こどもの陰を見ない日はありません。
コンビニに入れば成人コーナーに置いてある快楽天を横目で見たいが為に、店内を何周も回ってカモフラージュをするこども。
TSUTAYAに入ればAVコーナーの入り口にかかる「18歳以下お断り」の暖簾の隙間から、何とか中の様子を覗こうとするこども。
ゲーム屋に行けば閃乱カグラのゲームパッケージの裏を凝視しながら5分10分と網膜に刻む様に、只々微動だにせず立ち尽くすこども。

その様なこどもの「闇」を見ようともせずに「ア~可愛いわねェ~アア~」とのたうち回る大人たちが、私には愚かしく見えて仕方がない。


逆に「おとなの日」はどうでしょう。この日だけ、大人はこどもに「お前は俺より劣っているんだぞ!」と堂々と公言しても良い、みたいな。この日だけコミックLOが平積みで書店に置いてもOK、みたいな。


…ダメか。まあ「大人」はこの様な八つ当たりみたいな事は絶対に言いませんからね。「こどもの言うこと」と思って、聞き流して下さい。大人は「死ね!」とか言いませんし。こどもの日ですし。今日。