Q&A

何事にも飽きっぽいから、モチロン労働に飽きる事もあれば「楽しみ」として自分の中では捉えているはずの趣味にも飽きる事が多々ある。

自分の精神の中に「飽きる」という選択肢さえ無ければ、今頃は大宮アルディージャサイドバックまんがタイムきららキャラットの連載作家、IPS細胞関連の何だか知らないけど偉い人、くらいにはなれていたのかもしれないが、たらればの話をしていても仕方が無い。

ここはグッと我慢をして今現在の「モスバーガーで220円のホットコーヒーを飲みたいけどケチって170円のウーロン茶Sを頼む」の生活環境を受け入れないといけないし、この浮いた50円が未来の私を救うのかもしれない。「困った!困ったぞ!自分自身に強い暗示をかけないといけない場面になったけれど、今の私に出来る暗示療法といったら、何かしらの穴の空いた物体に紐を通しての振り子催眠術しかない!一体どうすれ・・・アッ50円玉!」とかで。「鉄骨渡り・・・出来る!渡れる!出来る!」とかそんなので。紐の使用を帝愛が許可してくれるかどうかが鍵だ。


小学校では毎日のランニングを計画だけしては飽き、中学校では卓球部での地位向上の為の毎日の素振りもすぐに飽き、高校での毎日のワックスを使った髪整えもすぐに飽きた私ではあるが、多くの死んでいった習慣の中には、SNSの使用も含まれる。(Twitterを始める前はmixiをやっていたのだが、テレビで放映されていたサッカー日本代表の試合の感想を書いていたら物凄い罵倒が書かれたメッセージを知らない人に貰って、驚いた2時間後くらいに同じ人から『酔っていました。申し訳ありませんでした』との謝罪文が長文で送られてきたのを見た時に怖くなって辞めた。書いてて思い出した。)

で、その多くの死んでいった飽きSNSの中で、今見返したのが大体去年の今頃に飽きた「ザ・インタビューズ」というサイトだ。飽きた時期は覚えているのに、始めた時期は全く覚えていないのだから、自分の前頭葉の小ささがよく理解できる。

これは匿名で特定の相手に質問をしてそのお返事を貰ってニヤニヤしたり、逆に匿名で質問を貰って返答する事でニヤニヤさせてやる、といった仕組みの何とも受け身なSNSだったのだが(過去形ですけどまだちゃんとあります)今見返すと自分の返答そのものもそうだが、特に私が相手に向かって投げかける質問から見る事の出来る「多くの質問の中で相手に『オッ何だか変わった質問が来たぞ』と思わせたくて必死な自分のキモドロヘドロ的な要素」つまりクソの山がてんこ盛りで、妙に小っ恥ずかしい。

自分の送信した質問を履歴で見返してみると「すごく汚い和室とすごく汚い洋室、住むならどっち?」とか「Twitterを始めたキッカケを詩的に教えて下さい」といった文字列を見ず知らずの他人に私は投げかけていた様で、それでも真剣に殆ど全員が返答をしてくれたのだから、1年越しで今になってやっと「申し訳ありませんでした・・・」という気持ちがカムバックしてくる。

もしや私がこのSNSを辞めた理由は飽きたからでは無く「履歴を遡る度に見る羽目になる自分自身の小寒さに霹靂としたからなのでは?」という疑念が浮かんで来たが「ここまで来たら」という想いで、もう少し遡り、今度は自分の返答履歴を見て見みた。


・・・結果から言えば「帰れば良かった。」やはり臭いものには蓋をするべきだったのだ。私ひとりだけがこの様な気持ちになるのは不平等であるし、今日の〆という事で、ここにも転載してみる。




Q.どんな学生時代でしたか? 思い出話などを聞かせてください

A.アイデア先生っているじゃないですか。新任教師にありがちな。色んな新しい事や決まりなんかをそのクラスだけに作って皆で楽しもうみたいな。色々やったんですよね、教室の机の置き方を『コ』の字にしたりとか日直にデジカメ渡して昼休みか放課後に自分に起きた出来事を写真に撮って次の日発表するとか。でも僕はそういうの何か駄目でイマイチ乗りきれなかったんですよね。自分の写真なんて別に発表したくないし。一回体育の時間で「運動のできない子にも平等なチーム分けをして仲間ハズレが出ない様にしよう」とかその担任が言って、運動が苦手とされる生徒達を並べて品定めをされるっていう拷問みたいなドッジボールのチーム分けがあったんです。僕もその執行を粛々と待つ死刑囚の列に当然いた訳なんですけど、「○○くんは△△くんより動きが遅いからいらない」とか「でもそっちのチームには太った□□ちゃんがいるからなー」とか普通に皆言うんですよね。それから『バチンバチン』って背中やお腹にボール当てられたり、ある程度人数が減って運動出来る人だけ残った状況になったら担任が「お、いよいよ勝負になってきたぞ!」とか言う度に僕は「小学校やめたい」って思ってました。僕は結構「小学校やめたい」って思う小学生でした。

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・・・また次回!