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貧困率を下げろ

皆さんご存知で今更言う事でも無いかもしれないが、体が貧相だ。「中肉中背」が霞んで見える。今の身長が大体175cmくらいなのだが、多分生きていて55kgより体重計の針が向こう側に行ってくれた事が無い。どんなに食っても全く肉が体に付いてくれない。生きていて「どんなに食っても肉が体に付いてくれない」と女の人に言うと、勝手に「イラッ」とされるという身勝手な振る舞いを受ける、という理不尽にも私は耐えている。この貧相な体でだ。可哀想な私。



向きを横にして鏡越しに自分の体を見た時なんて哀しさと情けなさと気持ち悪さで涙が出る。「こんな細い所に内臓やら何やらが全部入っているのか・・・?」と自分自身の身体の作りさえも疑ってしまう。一番コンプレックスを感じているのは腕だ。この前、最近会っていなかった友達と半年振りくらいに会う機会があったのだが、その彼には「お前・・・。その二の腕・・・どうしたんだ・・・!?」と驚愕の表情を頂いた。もしこれがパニック映画であればその瞬間、後ろからよく分からないグロい生き物に食べられてしまう(多分もう二の腕には噛み付かれていて、指摘を受けた瞬間に喰われる)だろう台詞を言われたマイ・フェイヴァリット・ライト・アーム。全く頼りにならない右腕なので、この季節は腕を見せるのが嫌で、しかも少し腕が毛深い事もあって、半袖を着るのさえも躊躇ってしまう。大学の時はどんなに熱くても長袖を意地でも着続け「何で長袖を夏なのに着ているの?」と人に聞かれたら「肌が弱いから」と『出ましたコレぞ虚弱体質』の様な嘘を言っていたが、大学の時は私は日本一熱いと言われる熊谷に住んでいたので、長袖での熱さでまたドンドン痩せていくという「貧相人体無限ループ」に陥っていた。半袖のシャツを買う余裕も金銭的にそんなに無かったから、夏の2ヶ月くらいは本当にキツかった。だから熊谷にはあまり良いイメージが無い。友達もいないし。



頼りない肩幅、形が皮膚に浮かび上がってハッキリ形が分かる肋骨、くびれすらあるのでは?と思わせる腰骨。パニック映画に出演時に私を後ろからいきなり襲うよく分からないグロい生き物も、食い応えが全く無いだろうと思う。コンプレックスでは無いが嫌な思い出であるのは足。「腕が少し毛深い」と書いたが、足はかなり毛深い。高校生の色んな箇所に毛が生えまくった時期、体育の時間に隣に体育座りで座ったよく分からない男子(ゆずの連続殺人犯みたいな顔をした方の人に似てる)に「毛布みたーい」と撫でられた記憶がある。『毛深さは罪』と思う様になったのはその頃からだ。